新米mamaと2人の小さな恋人たち♡

2歳の男の子と1ヶ月の男の子の新米mamaです☆彡臨床心理士の資格を持っています!悩みの多~い日々の育児の奮闘を教育学や心理学の知識や経験も織り交ぜつつ書いていけたらと思います(^^♪

DVDとの付き合い方‼︎

1歳くらいになると色々わかってくると同時にDVDなど、動画が大好きになりますよね。刺激が強いということもあり、どのくらいの時間見せてもいいものか?と悩まれるママパパも多いのではないでしょうか?

 

うちの長男も電車や車が大好きなので、そのジャンルのDVDや、しまじろうのDVD、ディズニーなどの英語の体験DVDなど、たくさんのDVDが家にあります。

身近には見れないものがDVDでわかりやすく見ることができたり、英語などくり返し見聞きすることで勝手に覚えていったり、DVDにはメリットもたくさんあると私は思っています。

 

しかし、やはり少し中毒性もあるためか、一度見だすと、なかなか切り上げにくかったりもしますし、ご家庭それぞれのルール作りとDVDとの付き合い方が重要になってくると思います。

 

今日はそのDVDとの付き合い方に関する研究について書きたいと思います。

以前もご紹介した中室牧子さんの「学力の経済学」という本の中で『テレビやゲームは子どもに悪影響を及ぼすのか』ということについて触れられています。テレビと肥満の関係や、暴力的なゲームと子どもの問題行動との関係など、問われていることは数々あるのですが、テレビを見ているから肥満になるのか(因果関係)、肥満になるような生活習慣の子どもが長時間テレビを見ているのか(相関関係)、ここで重要なのは、因果関係なのか相関関係なのかを見極めることです。

つまり、『テレビやゲームがどういった影響を及ぼしているのか』という因果関係の研究に注目する必要があるのです。

そして、因果関係の研究では、テレビやゲームが与える負の影響は、私たちが思うよりも大きくなく、むしろ幼少期にセサミストリートなどの教育番組を見ていた子どもたちは、就学後の学力が高かったことを示す研究もあるのです。

また、ハーバード大学の教授らの中学生を対象とした研究では、ゲームは必ずしも有害ではなく、ロールプレイングゲームのような複雑なゲームは、むしろ子どものストレス発散につながり、創造性や忍耐力を培うのに良い影響を与えていることも示しています。

 

ただし、ここで問題になるのが時間です。著書によれば、1日1時間までならテレビもゲームも問題ない。しかし、2時間以上だと学習時間などへの負の影響が大きくなる、と結論づけられています。

 

実際、育児をしながら家事や仕事をする中で、テレビやDVDを全く見せない生活というのは難しいと私は感じています。また、先にもお話ししたように、DVDから学べることも多々あると感じています。ただ、その際に1日に2時間は超えないように、できれば1時間以内に留めておくことができれば、DVDと上手く付き合っていけるのではないでしょうか?!

 

そうは言っても…という日も私自身もありますが、これもまた知っているの知らないのとでは、自分自身の気持ちが変わってくると思うので、どのくらい見せてもいいのかな?と迷っておられた方は是非参考にしてみて下さい‼︎